◇ スワップポイント狙いの長期投資のリスクとは

スワップ狙いの投資(=通貨間の金利差を利用して利息を稼ぐ投資法)は、一見すると長期で持っていれば確実にコツコツとお金をためていける堅実な投資法に思えます。しかしスワップポイントを多くもらえるということは、それだけ保有している通貨がインフレしている可能性が高いことを意味しています。

インフレするとお金の価値はどんどん減ってしまいます。
ですから、スワップポイントを多くもらっていても、理論上は銀行預金しているのと変わらない結果となります。

これはどういうことかというと、理論上は、通貨がインフレしている分だけその国の通貨が安くなります。その結果レートが下がり、スワップポイントからもらえる利益と相殺され、結果的には国内の金利で運用するのと変わらないことになります。

金利が高い=スワップポイントが多いことでその国の通貨が買われレートが上がるのは、あくまで短期の結果に過ぎず、長期的にはレートが下がることになります。(ただし、あくまで理論上の話なので様々な要因によりそうならないこともあります。)

このような考え方の根拠として、購買力平価理論金利平価理論が関係しています。

インフレは近年特にアフリカなど経済発展途上国で顕著で、ジンバブエでは1年間で1万倍インフレになったこともあります。こうなってしまうと、1年前の1円と現在の1万円が同じ価値ということですから大変なものです。日本に住んでいると信じられない話ですよね。インフレ通貨を持つとそれだけリスクがあるということです。

またスワップはレートが下がればそれだけでスワップポイントそのものも減ってしまいますし、金利変動によってマイナススワップになってしまう可能性もあります。

スワップ投資で一番ベストなのは、相場が大きく下がったときに仕込み、トレンドを見ながら数年の上昇幅を取るのと一緒にスワップをもらうという形がベストでしょう。過去のチャートを見ても、相場は数年サイクルで上下しています。
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