◇ 購買力平価理論

為替相場の決定理論として購買力平価があります。

これは2つの国の物価が等しくなるように為替レートが決定されるというものです。
今現在のレートが購買力平価によるレートから外れていれば、いずれ等しい値に補正されてきます。補正されるということは、為替レートが変わるか、あるいは物価が変動して為替レートに近づくかどちらかになります。

例えば、ハンバーガー1つが日本で100円、アメリカで1ドルだとすると、為替レートは1ドル=100円が適正ということになります。

計算される購買力平価によるレートと実際のレートには差があり、この差を利用して投資する手法があります。

もし実際のレートが違うならば、安い国で買って高い国で売って換金すれば儲かるからです。
みながそう考えて動くことで為替レートは購買力平価の値に近づいていくことになります。

しかし現実問題として両国の購買力を厳密に適正に測ることができない点と、安い国で買って高い国で売ればいいとはいえ輸送コストなどがかかる点があります。

おおむね、過去の歴史を見ていくと長期的には購買力平価の値に近づいていっていますので信用性の高い理論です。ただし数年購買力平価からかけ離れた数値になっていることもよくあります。

相場において理論なんて当てにならないと言う人もいますが、それはあくまでも短期の話であって、長期的には過去の歴史を見ても、理論通りの動きをしています。(ただし理論というのは後付けされるケースも少なくないので、現時点で正確な理論価格を調べることは簡単なことではありません。)
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