◇ 金利平価理論

為替レートの決定の考え方として金利平価があります。
これは金利の高い国の通貨と金利の安い国の通貨、どちらを持っていても1年後(すなわち長期的に運用した結果)の儲けは変わらないというものです。

例として日本金利1%、アメリカ金利5%、1ドル100円とします。
アメリカが金利が高いから日本円ではなく米ドルで運用した方が得のような気がします。

しかし1年後為替レートは100×101/105≒96円になってしまい、スワップ分の利益は為替差損になり、トータルで±0になってしまう、という理論です。

これは経済要因などを無視して単純化した際のモデルです。

金利の高い国の通貨が上昇するならともかく、下がるのはおかしいと思う人もいるかもしれません。ですがスワップ目的で買いたい人はすでに買っているので後は決済するしかありません。そうすると自然と下がってくるというわけです。片方が利上げを行えば、それが材料視されて買われる要因になりますが、"すでに高くなっている金利はすでに現在のレートに織り込まれている"ということを前提にした理論だからです。

厳密には各々が利益獲得のために裁定取引を行う結果、双方がどちらで運用しても利益が変わらないようなレートで落ち着くことになります。また、金利が高い国の方がインフレで通貨があふれてそれが圧力となって低金利国通貨が買われる要因になります。
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