◇ 円高になる理由・なぜ円が買われるのか

まず、円の対米ドル、対英ポンド、対オーストラリアドルのここ50年くらいのチャートを見てください。

どの通貨も円に対して円高になっています。

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これは日本の将来性が期待されて買われているのではありません。

むしろ、日本は1990年代前半のバブル終了後から長期的なデフレに突入しました。
デフレだからこそ、「通貨としての日本円の価値」は減るリスクが少ないから円が買われるのです。

昔は固定相場制もあり、政治的要因も関係していますが、これが円高になっている大きな理由です。
(具体的には、1976年それまでの固定相場制から変動相場制に移行し、1985年のプラザ合意によって円高方向への是正が始まりました。)

円はインフレリスクが少ない、通貨的に価値が目減りすることのない通貨として買われます。

積極的に買われるというよりもむしろ、他国がインフレして通過が有り余っていれば自然と円の買い圧力になり、その結果としての円高といえます。

経済危機時に円高になる理由も同じで、日本の経済成長性や将来性ではなく、安定資産を好む結果として円が買われます。中期的に見ると、リスクの警戒感が薄れた場合は、また成長性の高い海外通貨にお金が回ることになります。

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